リトルグローブ映画note

いつもお世話になっておりますリトルグローブです。
素人のリトルグローブが映画について気ままに書きます。

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2011.09.02 Friday
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    独特の映像表現とシニカルな視点 テリー・ギリアム

    2011.09.02 Friday 16:26
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       こんにちは、リトルグローブです。

      本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


      Terry Gilliam


















      テリー・ギリアム アメリカ/ミネソタ州ミネアポリス出身。
      イラストレーター、広告業を経て、ロンドンに渡りアニメーターとなります。
      それが縁でエリック・アイドルらと知り合い、69年にモンティ・パイソンの結成に参加。
      71年に「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」を監督。
      その後、「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」などの監督を経て、80年に「バンデットQ」が大ヒット。
      独特の映像表現とシニカルな視点が特徴の監督です。


      一部のマニアの間で熱狂的支持を受けていたテリー・ギリアム。
      しかし、『ブラザーズ・グリム』で娯楽性の高いエンターテインメント作品も作り出すことができる監督なのだと世間に知らしめました。

      リトルグローブがギリアム作品を見たのは『バンデットQ』が一番最初です。
      当時、小学生だった僕は親戚の叔父がレンタルして見せてくれたその作品が衝撃的でした。

      特に、エンディング両親が爆発して呆然としている少年を残し、引いて行く映像とともに絶妙のタイミングで被るジョージ・ハリスンの曲。
      見終わったあとの、あのなんともいえない不思議な感覚

      それから、ギリアム作品の虜になりました。


      リトルグローブが一番好きな作品は、バロン』です。
















      バロン伯爵の大冒険をファンタジックな映像で描いた作品。
      所々に皮肉な描写が見られるのが、ギリアム作品らしい。
      「解る人だけ楽しんで下さい」と、マニアックな内容となっています。

      他、代表作に『未来世紀ブラジル』、『フィッシャー・キング』などがあります。
      どれも、斬新で皮肉たっぷりの作品ですね。

      ギリアム監督の作る映画の世界観がとても気に入っています。
      独特で変てこなのに妙に奥行きを感じさせてくれるのです。

      好きになれるかどうかは好みによって違うかもしれないけど「バンデットQ」は誰もが楽しめる度合いが一番高いんじゃないかと思います。

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      パロディの巨匠 ブライアン・デ・パルマ 

      2011.09.01 Thursday 15:59
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         こんにちは、リトルグローブです。

        本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


        Brian De Palma

















        ブライアン・デ・パルマ
        は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク出身の映画監督。

        コロンビア大学時代に16ミリ映画を撮り始め、数々の賞に輝く。
        卒業後はドキュメンタリー映画を何本か演出、68年にデ・ニーロらと作った「ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN II・黄昏のニューヨーク」が翌年のベルリン映画祭で銀熊賞を受賞しました。

        73年の「悪魔のシスター」が話題になり、76年の「キャリー」の大ヒットでスター監督の仲間入りを果たします。
        「悪魔のシスター」は主に映像のテクニックで恐怖を描いたもので、それはさながらヒッチコック映画を彷彿とさせます。
        ビジュアル派の監督がなかなかいない70年代の映画界で、デ・パーマの映画は異様な輝きを放っていたそうです。

        サスペンスに限らず、「アンタッチャブル」、「ミッション・インポッシブル」などアクション大作も手掛けます。



        彼はパロディのセンスに長けていました。
        もともとヒッチコックの「めまい」を見て映画に入っただけあり、ヒッチコック映画に対するオマージュはことさら大きく、「殺しのドレス」「ボディ・ダブル」「レイジング・ケイン」などで、いかにもヒッチコック風の演出を見せています。
        デ・パルマ映画はどの作品も何らかのパロディを発見できるのが特徴です。


        デ・パルマ映画のなかで、リトルグローブが特に好きな作品がミステリアスで悲しき「ファントム・オブ・パラダイス」です。














        よくぞまあ「オペラ座の怪人」という大作のオペラを基に、90分という非常に短い時間内でストーリーを描ききったと思います。
        それに更に「ファウスト」と「ドリアン・グレイの肖像」まで取り入れているのには驚きの一言でした。
        サイケデリックな狂気に満ちた、非常にあくの強い作風。
        「また観てみようかな」という気になる、中毒性の強い作品です。


        ビジュアル派としての意地を見せるデ・パーマ独特のスロー・モーション映像は、一部のファンを魅了してやまなかったのです。
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        陶酔的色彩の映像世界 セルゲイ・パラジャーノフ

        2011.08.30 Tuesday 14:39
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           こんにちは、リトルグローブです。

          本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


          Serguei Paradjanov













          セルゲイ・パラジャーノフは、ソ連グルジアのトビリシに生まれた映画監督、脚本家、画家、工芸家。
          24年、アルメニア生まれ。全ソ国立映画大学監督科に学ぶ。
          卒業後、キエフ撮影所で助監督などを経験し、1964年に監督した「火の馬」が世界的に高い評価を受ける。
          映画当局との衝突は激しく、1974年10月、“同性愛”“美術品の不法販売”といった、事実無根の罪状で、5年間の懲役判決を受ける。
          この不当な投獄に対して、フェリーニ、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、トリュフォー、ゴダールといったヨーロッパ中の映画人が抗議運動を立ち上げ、フランスの作家ルイ・アラゴンのブレジネフ書記長への直談判により、刑期1年を残した1977年12月、パラジャーノフはようやく釈放される。
          その後も、短期間ながら2回投獄され、「ざくろの色」から、次作「スラム砦の伝説」まで、なんと16年もの年月を要しました。
          1980年代後半、当時のペレストロイカの進行によって、それまでにない自由な環境で製作された「アシク・ケリブ」は、海外の映画祭で大絶賛を受けるが、この作品が遺作となりました。


          パラジャーノフ作品「ざくろの色」は映画としての理解の範囲を超えていたので、当時の権力者たちに「理解できいないモノ」→「反体制だ!!」と糾弾され、パラジャーノフは投獄までされたんですね。













          色彩と構図だけで勝負したら、この映画の右に出る作品はないだろうとリトルグローブは思います。
          台詞を排し、時折り入る語りも音声がしぼられており、色彩と構図をひたすら強調した演出も、さりげなく巧みです。

          パラジャーノフ作品の特徴として、他のどの映画とも一線を画した映像技法が挙げられるかと思います。
          ですが、それはパラジャーノフ監督のただの思い付きではなく、他にはないパラジャーノフ監督独自の技法による賜物と言えるでしょう。

          映画を至高の芸術へと昇華させる奇跡的とも言える傑作の数々。
          全ての映画ファンは1度はチェックしてみてほしい監督。
          その圧倒的な完成度を誇る映像世界にきっと衝撃を受けることでしょう。

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          全ジャンルを制覇した監督  ロバート・ワイズ

          2011.08.27 Saturday 14:50
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            こんにちは、リトルグローブです。


            映画監督ってすごく好きなんです。

            映画も好きでよく調べますが、監督のことも調べます。
            知れば知るほどに好きになります。

            本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


            Robert Wise


















            ロバート・ワイズ
            兄のデヴィッドがRKO社で働いていた縁で、同社へ入社。
            雑務から編集者へと昇進し、「市民ケーン」などの編集を担当。
            44年、「キャット・ピープルの呪い」で監督デビューし、49年の「罠」でカンヌ映画祭国際批評家連盟賞を受賞。
            61年の「ウエスト・サイド物語」と65年の「サウンド・オブ・ミュージック」で2度のアカデミー監督賞を受賞し作品賞も受賞。


            ロバート・ワイズ。誰しも「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」を思い出すのではないでしょうか?
            それほど、有名な作品ですよね。
            リトルグローブも「サウンド・オブ・ミュージック」に惚れ込んだ一人で、初めてビデオでみたときの感動は大きかったです。
            ここから僕の映画への興味が数十倍にも膨れ上がったといっても過言ではないかもしれません。
















            「ウエスト・サイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」は、それぞれがミュージカル映画史上の1位2位を争うほどの傑作ですが、この2本があるためか、ワイズはミュージカル映画の監督と思われることがあります。
            しかし、ワイズはあらゆるジャンルに長けた才能を持っていました。
            デビュー当初はホラー作家、それから西部劇、戦争映画、ボクシング、サスペンス、SFなど、ジャンルはお構いなしに何でも撮ります。
            それゆえにキャリアも長いですが、どのジャンルでも決定的な名作を残していることには頭が下がりますね。

            多方面の才能に長けた人物だったのだと思います。


            鐘は鳴らさなければ鐘ではない。
            歌は歌わなければ歌ではない。
            愛もまた、人に与えるまで愛ではない。
            愛は心に秘めておくために与えられたのではないのだから。

            (「サウンド・オブ・ミュージック」より)


             

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            文芸映画最大の巨匠 デヴィッド・リーン

            2011.08.26 Friday 16:03
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               こんにちは、リトルグローブです。


              本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


              David Lean






















              デヴィッド・リーン 
              ロンドン郊外クロイドン生まれ。
              20歳の時に助監督として、映画界入り。カメラマン助手、編集の仕事を経て、1942年に監督デビュー。

              デビッド・リーンといえば、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」などの大作映画を撮った男という印象が強いですよね。















              長期間に渡る海外ロケを行って完成させる作品群のスケールの大きさは、世界中の映画ファンをアッと言わせました。


              「アラビアのロレンス」では、70ミリフィルムで広大なる砂漠を魅力的に描き、人間が見えなくなるほどの超ロングショットのスケール感には誰もが溜息。
              まさしく「巨匠」という言葉がよく似合う監督であるとリトルグローブは思います。



              スケールのでかい映画に代表作が多いためか、意外に初期の作品は知られていないが、初期の作品を知ってこそ、デビッド・リーンの才能を確認することができます。
              初期の作品は、モノクロで、上映時間も短いものばかり。
              作風はウィットに富んでおり、「陽気な幽霊」「ホブスンの婿選び」などを見ると、温かい気持ちにさせられます。


              デビッド・リーンは世界映画監督の人気投票では必ずトップ10に入る売れっ子であるが、スタッフ側から言わせてみれば、あまり好まれる性格ではなかったらしいです。
              巨額の資金を使い果たし、長期に渡る撮影期間を費やしての、異常なほどに完璧を追求しようとする姿勢は、批判的な意見も多い。

              しかし、それほど彼が偉大な巨人だったということじゃないでしょうか。


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              斬新でスピード感のある映像が特徴 ダーレン・アロノフスキー

              2011.08.19 Friday 16:37
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                 こんにちは、リトルグローブです。


                本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います!



                Darren Aronofsky















                ダーレン・アロノフスキー ニューヨークのブルックリン生まれ。

                10代の頃は映画に加えてグラフィティにも夢中に。
                高校卒業後、ハーバード大学に進学、そこで映画を学びます。
                卒業制作として手掛けた短編映画で各方面から高い評価を受けたが、念願の長編映画に取り掛かるまでにはそれからさらに5年の歳月を要しました。

                98年、ついに待望の長編監督デビュー作「π」が完成、数学をテーマにしたハイコンセプトなストーリーと斬新な映像が評判を呼びインディペンデント界の新星として注目を集めました。

                続く「レクイエム・フォー・ドリーム」ではドラッグによって転落していく男女をセンセーショナルに描き出しハリウッドに大きなインパクトを与えると共に、インディーズの枠を超えて一躍ハリウッド期待の寵児と呼ばれます。

                ダーレン・アロノフスキーは「π」で一躍有名になりましたが、を制作したのは、1997年なので、まだ28歳のときです。
                「π」の場合、低予算映画というより、本人は「無予算映画」と呼んでいるよう、ほとんど予算のない状態でスタートしたプロジェクトのため、結局制作費は、友人知人、家族から、6万ドルのお金をかき集め完成させました。

                最終的には制作費の54倍にあたる、300万ドル以上の興行収益を上げる成功をおさめました。

                「π」を撮影するきっかけは、1996年のサンダンス映画祭で観た一本の日本の作品だったそうです。

                その作品というのは、塚本晋也監督の「TOKYO FIST/東京フィスト」で、その作品を観たアロノフスキーとプロデューサーのエリック・ワトソンは、二人ともブッ飛び、限られた状況の中であれだけ凄い作品を創れるということに共感し、「π」のプロジェクトをスタートしたとこのこと。


                黒澤映画ファンでもあるアロノフスキーですが、囲碁が登場したり、どこか日本的東洋的テイストを感じさせるのも、そうした塚本作品からのインスピレーションがあったのかもしれません。














                アロノフスキーの発想の根底には、一見相反するように思われがちな「科学」と「宗教」の「調和」したところに「宇宙の法則」を解明するヒントのようなものがある、という考え方があるように思われます。

                「π」の中で登場するさまざまな素材が、そうした宇宙の法則を解明する手がかりになりそうな設定で登場してくることを考えれば納得いくと思います。

                そのことがアロノフスキー作品の大きな魅力のひとつになっているよう思います。



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                バクダッド・カフェで知られる パーシー・アドロン監督

                2011.08.18 Thursday 14:46
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                  こんにちは、リトルグローブです。


                  本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います!




                  Percy Adlon















                  パーシー・アドロン監督。
                  ミュンヘンで美術史、演劇などを学び、俳優としてスタート。
                  61年にバイエルン・ラジオでシナリオやナレーターをつとめたり、テレビに出演したりするが、73年からドキュメンタリーの制作に携わるようになる。

                  テレビ・ドラマの演出を経て、81年の“Celeste”で映画監督デビューを果たし、87年にアメリカで撮影した「バグダッド・カフェ」が評判になり、世界的に大ヒットを記録。
                  他に「シュガーベイビー」、「ロザリー・ゴーズ・トゥ・ショピング」などがあります。


                  アドロン監督といえば『バグダッド・カフェ』(89)で世界中を熱狂させた監督ですね。






















                  リトルグローブも、「バクダッド・カフェ」で彼のファンになりました。

                  パーシー・アドロン監督の映画の特徴は、「映像美」であると僕は思います。
                  映画「バクダッド・カフェ」は全体的にオレンジがかった映像で、温かみが感じられます。
                  そしてビビッドな色彩が、暑さを見事に表現しています。


                  父がオペラ歌手だったそうで、監督自身もオペラの演出を手掛けています。
                  現在、ベルリン国立歌劇場で上演されているドニゼッティの『愛の妙薬』の演出も。

                  ベルリン映画祭の際、スターの取材などでよく利用するブランデンブルグ門のすぐ前にある豪奢なホテル・アドロンは、パーシー・アドロン監督の祖父が創始者なのだとか。


                  そして、パーシー・アドロン監督は奥さん思いなことでも知られています。
                  国外での仕事などにも奥さんが同席しているとか。
                  夫婦愛っていいですね。きっと互いに素敵な方なんだろうなと思います。

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                  ニュー・ジャーマン・シネマの担い手 ヴィム・ヴェンダース

                  2011.08.17 Wednesday 14:54
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                     こんにちは、リトルグローブです。

                    本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。


                    Wim Wenders

















                    ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders,
                    1945年8月14日 - )は、ドイツ生まれの映画監督。
                    ミュンヘン大学在学中に何本か短編映画を作り、卒業製作で「都会の夏」を発表。
                    その後ニコラス・レイ監督のアシスタントを務め、「ゴールキーパーの不安」、「まわり道」などを発表。
                    77年の「アメリカの友人」がヒットを収めると、彼を評価したコッポラが「ハメット」の監督に抜擢。
                    だが、ハリウッドのやり方やコッポラと折りがあわず、作品は失敗。
                    84年の「パリ・テキサス」でロードムービーを代表する映像作家として評判となり、87年の「ベルリン・天使の詩」で独特の映像感覚を発揮しました。

                    ヴィム・ヴェンダース監督は日本でも熱烈なファンを獲得しています。
                    興味深いことに、リトルグローブのまわりでは、特に20代後半から30代にかけての映画ファンのほとんどが、好きな映画監督にヴェンダースの名前をあげています。
                    それだけ作品に何か心に訴えかけるものがあるのでしょう。

                    彼は昔から大の映画&音楽&ゲーム愛好家で、毎日名作を観たり、ロックン・ロールを聞きまくったり、ゲームセンターに入り浸っていたそうです。
                    彼の後の映画には、そういった青年時代の趣味が愛情となって反映することになります。
                    彼がやがて映画賛歌「ことの次第」(ベネチア映画祭金獅子賞)に到達するのも当然の成り行きだったのかもしれません。


                    ヴェンダースといえば、ロードムービー
















                    彼は世界各地を移動し、様々な映像を捉え続けました。
                    デビュー当時は「都会のアリス」「まわり道」「さすらい」と立て続けにロードムービーの金字塔を打ち立て、各国の映画祭で高く評価されました。

                    ヴェンダース作品には異色作が多いんですね。
                    日本文化の変な一面にスポットを当てた「東京画」、ファッションデザイナー山本耀司とコンタクトを取った「都市とモードのビデオノート」、ハイビジョンを駆使して国際俳優が勢揃いしたSF「夢の涯てまでも」といった野心的な映画などなど。

                    彼の生き様、映画に取り組む姿勢には敬服してしまいます。
                    これはまさにニュー・ジャーマン・シネマの担い手と呼ぶにふさわしい人。

                    熱心なファンに見守られているヴェンダース。
                    これからの活躍にも大いに期待です。

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                    都会派で、すっとぼけた味が魅力の映画作家 ジム・ジャームッシュ

                    2011.08.16 Tuesday 15:30
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                       こんにちは、リトルグローブです。


                      本日も、お気に入り監督の特集といきたいと思います。



                      Jim Jarmusch

















                      ジム・ジャームッシュJim Jarmusch )はアメリカ合衆国出身の映画監督・脚本家です。

                      ジム・ジャームッシュの映画は、よく音楽のようだと言われます。

                      例えば、ある一つの主題に基づいて、よどみのないテンポでドラマが進んで行く展開が音楽的です。
                      また、音楽に第一楽章、第二楽章があるように、いくつかのパートに分かれている全体の構成も音楽的です。
                      そしてもちろん、ジョン・ルーリーやニール・ヤングなど、優れたミュージシャンによる音楽と映画の見事な一体感もまた音楽的ですし、そんなミュージシャンたちが俳優として出演することで、より作品が音楽的に見えるような気もします。

                      自分の作品のトーンに合ったこだわりあるコアな音楽をジャンルにとらわれずに選曲し、映画自体の独特のリズムを作るジム・ジャームッシュ監督。
                      そのサウンドトラックはどれも映画同様にクールで魅力的なビートに満ち溢れています。


                      彼の作品はとても独特だとリトルグローブは思います。
                      ドラマチックではないし、アクションも特撮もなし、涙も、ギャグも、美しい風景も、恐ろしい怪物も出てきません。

                      例えば、1986年から彼がコツコツと製作を続けた短編映画集
                      「Coffee & Cigarettes  コーヒー&シガレット 」


















                      この作品の舞台はすべてコーヒー・ショップの中。
                      一つのテーブルに座る二人の客とウェイターだけが登場人物です。

                      もちろん、そこに強盗や刑事が現れるわけではなく、喧嘩も起きず、麻薬の取引があるわけでもありません。
                      それでも、映画の中にドラマを探し出そうとする観客はいつしか画面に引き込まれて行きます。
                      そして、ほんの些細な言葉の行き違いやくだらないギャグに聞き耳をたて、いつしか自分が主人公たちの隣のテーブルに座っているような気になってしまいます。

                      そして、ふと気がつくのです。
                      人生のほんの些細な出来事にも、ドラマは見出せるし、その積み重ねこそが人生だということに・・・。



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                      シュールレアリズムをこよなく愛すカルト監督 デヴィッド・リンチ

                      2011.08.10 Wednesday 15:39
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                        こんにちは、リトルグローブです。

                        今日も、リトルグローブの好きな映画監督をご紹介したいと思います。


                        David Lynch



















                        デヴィッド・リンチ監督(1946年1月20日〜)アメリカ合衆国の映画監督、俳優。モンタナ州出身。

                        カルト的な映画を数多く制作し、まさに奇才と言うにふさわしい映画監督。

                        またデヴィッド・リンチ監督は、マニアックで難解な映画を作ることで有名で、デビュー作の「イレーザー・ヘッド」はその代表格です。

                        シュールレアリズムをこよなく愛し、日本ではテレビドラマ『ツイン・ピークス』で一躍有名になりました。
                        傾向としては、アメリカの片田舎を舞台とする作品が多く、また低予算でも非常にできの良い作品を生み出します。


                        熱烈なコーヒー嗜好者であり、自ら豆を有機栽培して、それを自身のホームページで販売しています。

                        代表作としては、
                        イレイザーヘッド - Eraserhead ((1976年)
                        エレファント・マン - The Elephant Man (1980年)
                        マルホランド・ドライブ - Mulholland Dr. (2001年)などがあります。


                        「イレイザーヘッド」を始め、リンチ監督の作品には難解とされるものが多いが、作品のテーマは自分で見いだすものだと主張する。
                        映画の見方は人それぞれ。映画にあれこれと理屈をつけるのは彼の主義が許さないのだ。

                        突き動かしたそのアイデアを、見る人にも受け取ってもらいたい。
                        アイデアは見る人それぞれが直感すればいいだろう。
                        リンチの願いはそこであるとリトルグローブは思います。



                        とても癖のある映画が多いですが、その「」がまた好きです。


                        以前のインタビューのときの、インランド・エンパイアについて、記事より抜粋です。

                        「日本は抽象を大切にする文化。抽象にどっぷりつかると、人間は本能に頼るしかなくなる。だから本能に頼りなさい。感じ考え、また感じ考える。この繰り返しで得られるものがある。」

                        そういった思想、リトルグローブは大好きです。


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